乳幼児突然死症候群と対策

育児
おぎん
おぎん

乳幼突然死症候群(SIDS)て知ってる?

いっぬ
いっぬ

聞いたことはあるけどよくわからないなぁ

この病気は元気な赤ちゃんが突然何の予兆もなく睡眠中に亡くなってしまう病気なんだ。日本での発生数は減少傾向にあるものの、1歳未満の赤ちゃんの死亡原因としては第4位と未だ多いの。

いっぬ
いっぬ

え!?

突然亡くなるだなんて・・・。

何か原因はあるんだよね?

おぎん
おぎん

それが、世界中で調査研究が行われてるんだけどはっきりとした原因解明には至っていないみたい。

いっぬ
いっぬ

そんな・・・。

さっきまで元気だった赤ちゃんが、寝ている間に亡くなってしまうだなんて悲しすぎる。

何か対策は無いのかな?

乳幼児突然死症候群を引き起こさない為に

厚生労働省のHPでは以下の3つが掲げられています。

  1. 1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
  2. できるだけ母乳で育てましょう
  3. たばこをやめましょう

母乳育児に関してはしたくてもできない場合があると思います。

あくまでも対策の1つなので難しい場合は他の対策を実行してみましょう。

アメリカ小児学会のガイドラインは科学的信頼度も高く、細かいリスクを指摘しているので併せて紹介していきます。

  1.  平らな場所に仰向けで寝かせる
  2. 固いマットレスを使う
  3. 窒息、閉じこめ、首への絡まりなどのリスクを減らすため、枕、ぬいぐるみ、掛布団、ベッドパッドなど、柔らかいものや取れやすい寝具などを取り除く。
  4.  親と同じ部屋で、違う寝床で寝る
  5. 赤ちゃんを温めすぎたり、頭部を覆うこと(帽子など)を避ける
  6. 寝かしつけの時におしゃぶりを使う
  7. うつ伏せで遊ぶ時間を作る


この中でも私が一番興味深かった対策が「赤ちゃんを温めすぎない」です。

乳幼児突然死症候群は12月以降の冬期に発症しやすい傾向があります。これは寒さを気にして衣類を着こませたり、帽子や靴下をはかせていたことにより体温調整がうまくいかず発症した可能性があると、いくつかの研究で示唆されています。

私は「乳幼児突然死症候群」という言葉を知ったばかりの時、わが子を突然失ってしまうかもしれない恐怖におびえ毎晩不安で眠れませんでした。

けれど、対策として掲げられている内容を理解するようになってから徐々に恐怖心が薄れ
「そっか、だからこういう対策を行うといいんだ」と安心感に変わっていきました。

同じように怖い思いをして、眠れずにいるお母さんお父さん
親子でぐっすり眠れるよう、今日からできる対策をしてみましょう。


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